
派手に散財しているつもりはないのに、なかなか貯蓄額が増やせないと悩んでいるかたは少なくありません。
しかし、貯蓄が思うようにいかないということは、収入に対する支出のバランスが悪い証拠でもあります。
その点を見直すことで、お金を増やしていける可能性も高まりますので、今一度現在のお金の使い方を振り返ってみるのがおすすめです。
簡単に修正できるポイントをチェックして、賢く節約していきましょう。
生活していくために欠かすことができない消費には、大きく分けて固定費と変動費があります。
このうち家賃や光熱費、通信費や保険料など、毎月決まった額の支出が確定しているものが固定費です。
この固定費の支出を減らすことができれば、その分を貯蓄に回すことができます。
節約というと食費や衣服費、雑費などの変動費を減らそうと考えがちですが、長い目で見ると無理なく高い効果を見込めるのです。
家賃は難しいでしょうが、電気やガスの利用プランの見直し、格安スマホへの切り替え、不要な保険特約の解除など、見直せるポイントはたくさんあります。
現時点でいらないものをカットして、無駄を省いていってください。
同じ商品でも、扱っているお店で価格が異なります。
賢くお金を貯めていけるかたは、この比較を怠りません。
特に食材や日用品に関しては、数十円や数百円程度の違いを見逃しがちです。
ですが、定期的に購入するものほど、安いほうを買ったほうがお得。
面倒がらずにチラシを見比べて、よく行くお店をリサーチしたうえで、どこで何を買うかを検討する習慣を身に着けることをおすすめします。
値段もそうですが、ポイント還元も大きいですし、オンラインショップでまとめ買いしたほうがより安くなるという場合もあるでしょう。
逐一計算するのは大変ですが、ちょっと手間をかけるだけでお金に余裕が出てくるものです。
お金がなければ、今の仕事にプラスして副業を始めたり、いらないものをリサイクルショップやオークションなどで売ることで増やすことは可能です。
ですが、つい無駄遣いしてしまうかたは、ある分だけお金を使いがちですし、今のお金の使い方を見直して、節約を意識することがより大切になります。
まずはできることを習慣にして、余計なものに支出しないようにしてください。
我慢のし過ぎはよくありませんが、自由になるお金が増えれば、いざ大きな買物をしたくなった時に負担が減りますし、今よりもゆとりのある生活を送れるようになるでしょう。